前回入荷時に人気を博したハーモニックブースターが限定カラーで待望の再入荷！！

宇宙開発期のレトロ・フューチャーなSFセンスを色濃く反映させたSPACEMAN EFFECTSの製品は、当時の機器同様のフルアナログで製作されるのが最大の売り。
筐体にも一般的なシャーシは用いず、全てUSAメイドに拘る徹底っぷりは当時冷戦中のNASAを彷彿とさせます。


SATURN VI は原音に倍音を付与し、煌びやかで存在感のあるサウンドへと昇華してくれるハーモニックブースターです。

BOOSTコントロールで最大18db、DRIVEコントロールと組み合わせることで最大35dbのブーストが可能です。
BOOSTコントロールのみで使用した場合、わずかに偶数次倍音を押し上げながらのブーストとなり、そこにDRIVEコントロールをあげていくことで、さらなる偶数次倍音のプッシュと奇数次倍音をミックスしていくことができます。

クリーンサウンドをブーストした場合は、煌びやかな倍音が顕著に感じられ、クリーンとクランチの間のような絶妙な質感となり、表情豊かで存在感のあるサウンドをもたらしてくれます。
ドライブに対してのゲインブーストとして使った場合は、後段のアンプやドライブペダルの倍音特性と絡み合うことで、ワンランク上の機材を使用しているかのようなリッチなドライブサウンドへと昇華してくれます。
設定によってオーバードライブライクな歪み感も出てくるので、単なるブースターとしてだけでなく、他の歪みと組み合わせてファズに近いサウンドも出すことができます。

高域を突くことで煌びやかさを演出するタイプのペダルではないので、音が硬くなってしまったり、高域がですぎて耳に痛いようなことはありません。

プッシュする倍音はしっかりとチューニングされており、低域には影響を与えすぎずタイトな状態を維持。
上記で奇数次倍音と書きましたが決して不快な倍音感はなく、ある種のスパイスとして絶妙にミックスされています。
また、トーンコントロールが追加されたことにより、高域の周波数特性を調整可能となったので、よりプレイヤーの求める完璧なサウンドメイクが可能となりました。

また、ピッキングなどのタッチに非常に敏感なのも本機の特徴です。
シンプルなチューブアンプのようなレスポンスを持つので、プレイヤーのニュアンスをスポイルせず存在感とダイナミックさをプラスしてくれる、そんなペダルです。

上記のようなペダルの特性上から、メーカーはシグナルチェインの先頭、ギターのすぐ後につなぐことをオススメしていますが、シグナルチェインのどこに接続しても妥協することなく組み込むことのできるように設計されています。

インプットインピーダンスが高く取ってあるので、ギターのみならずベース、バリトンギター、シンセやローズピアノにもお使いいただける可能性を秘めています。

既存のクリーンブースターに今ひとつ足りないものを感じていた方、今お持ちの機材でワンランク上のサウンドを目指したい方は是非一度お試しください。

※日本語説明書は付属いたしません。

Input Resistance : 1 Meg Ohm
Bypass Current Draw : 9.5 mA
Engaged Current Draw : 32 mA
Input Voltage : 9V DC